私はあの子とは違う。
私は、もしあなたが他の誰かを愛するようになっても、それが火遊びでも本気でも迷いごとでも、赦せるし、あなたを愛していられると思う。
あなたが他の誰から頼られたり、好まれたり、愛されたり、疎まれても、私はあなたへの思いを変えることはないと思う。
愛しているわと、言えると思う。
でも私はあの子とは違う。
あの子のようにただひたすらに血の滲むように真っ直ぐに真っ直ぐに狂ったように、シェイドを愛するような思いで、あなたを愛しているのではないと思う。
だってあなたが私を思う思いはそうやって外の事と一緒にいつも動かされているのだもの。
シェイドは何があってもあの子への思いを変えなかった。
だからあの子もシェイドへの思いを、今の今でさえ変えていないし、勘違いなんかするはずもない。
私はあの子とは違うのよ。
ねえあなた。
セツナとは違うのよ。
セツナはシェイドにひたすらに愛されていたし、セツナも狂ったようにシェイドを愛しているわ。
あなたは私を愛しているのかしら。
私はあなたを愛しているわ。
でも私はセツナとは違うから、あなたを狂うくらいには愛していない。
狂うほどの愛なんて、あなたにとっては惨めなだけだもの。
私はあなたの望む愛をあげている。
そんな愛しかあげられない私は惨めだわ。
でも私以上にあなたは惨めよ。
ねえあなた。
ライセン。
私はセツナとは違うのよ。
セツナのように純粋にはなれないわ。
私を捨てられるあなたを、どうして私はそれでも、見捨てられないのかしら。
答えはわかっている。
わかっていないのは、そうよ、あなただけ。



















先日勢いで書いたので、無修正でUpしてしまおうと思いました。
タイトルもつけなかったのでそのままで。
我が家のクオンの理想とするものは、シェイドです。
両親よりもセツナよりもシェイド。
シェイドは伴侶にも娘にも両親にも国にも君主にも殉じ切る事をできたのです。
つうか、ひさめを上げろと言う話になります。
ライセンのフォローがそこにはある。
…何が悪いって、シオンの再登場ですよ。
あれでライセンの株は現在底値(買い時)。