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小学校の環境授業
〜 収穫したジャガイモでバーベキュー 〜
 
ドイツでも自然を体験できる学校の庭がますます重要になっている。
都市には比較的緑も多いが、それでも子供たちがビオトープなどの自然に触れられる機会は少ない。
グーテンベルグ小学校の2年E組では近くの教育大学の畑を使って総合環境授業を行っている。
ドイツの小学校における環境授業の一例と、その場を提供している教育大学の学校の庭を紹介する。
 
目次
1.1  ジャガイモの収穫日 
1.2  畑を使った総合環境授業
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2.1  教育大学の学校の庭
2.2  庭の開放日
2.3  庭の管理
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3.1  クラス訪問
3.2  メルヘンで膨らむイメージ
3.3  一番の人気は池
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1.1 ジャガイモの収穫日

7月20日金曜日、午前11時、曇り。グーテンベルグ小学校2年E組の生徒20人と引率の先生2人がカールスルーエ教育大学の学校の庭に徒歩でやって来た。庭に入ってきた子供たちは、さっそくそれぞれのグループが管理する小さな畑をチェック。小学校の敷地には残念ながら畑を作れるようなスペースが無く、クラスでは毎週金曜にこの庭へ来て畑仕事を中心とした環境授業を行っている。12回に渡る庭での授業も今日が最終日。春に植えた早生のジャガイモも大きくなりいよいよ収穫だ。

クラスで使っている畑の大きさは6m×4mで、それを5つに分けてグループ毎に使っている。植えられているのは計20種類ほどだが、ジャガイモは黒いバケツの中に土を入れて育てている。ジャガイモの成長を見ながらだんだんと土を入れてゆき、収穫の時にはバケツの中がジャガイモで一杯になる仕掛けだ。バケツをひっくり返して土の中を探ると、粒は小さいがびっくりするほどたくさんのジャガイモが出てきた。
 

池のビオトープ
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授業風景
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ジャガイモのバケツ
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写真:子供たちはまず、小屋のひさしの下で中休みの軽食。お昼前のおやつといった感じだが、甘いお菓子などではなく自宅から持ってきたパンや果物が中心。その後、先生の話を聞き、いよいよ作業開始。
 
収穫
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収穫
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収穫
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サワークリーム作り
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1.2 畑を使った総合環境授業

ジャガイモの収穫が終ると、今度はそれを洗い、アルミ箔に包んでバーベキュー台で焼きはじめる。2時間の授業でジャガイモの収穫から調理までやってしまうのだから、実に内容が濃い。ジャガイモの収穫、水洗い、アルミ箔包み、焼けたジャガイモにつけるサワークリーム作りまで、子供たちが自主的に仕事を分担している。『畑と素材にした環境授業』だが、同時に『子供たちの自主性を生かした屋外授業』であり『調理を含めた総合授業』でもある。

さて、ジャガイモをバーベキュー台にのせ終ると、シェーファーさん(先生)が子供たちを集めて畑に植えてある植物について説明を始めた。畑の中に何種類の植物があるか、名前を言わせながら数えさせている。ただ、そうやって先生と畑を回るのはほんの数人で、あとの子供たちは木に登ってリンゴを採ったり、ブラックベリーの実を摘んだり、池で遊んだりしている。8歳から9歳の子供たちなので、長時間勉強を続けるのはつらいようだ。遊びの中で自然を体験させることも授業の趣旨の一つなので、先生も注意したりはしない。

ジャガイモはまだちょっと生焼けだが、授業の終りが近くなったのでいよいよ試食。自分達で作ったジャガイモの味はやっぱり格別。畑という一つの素材を利用しながら、実に様々なポイントを含んだ『総合的な環境授業』が実践されていると感じた。
 

【 主にこの日の授業で子供たちが体験したこと 】
自然との触れ合い 畑仕事や遊びを通して自然に親しむ
植物・昆虫の観察 ジャガイモの植え付け・世話・収穫まで行い、植物と小動物の生の営みを観察
リサイクル 畑から出た植物ゴミをコンポストへ
労働と食 自分で作った物を自分で調理して食べ、労働・収穫・食という社会の仕組みを体験
 
アルミ箔で包む
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バーベキュー
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花の勉強
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花の手入れ
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ブラックベリー
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ハーブの味見
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小川で遊ぶ
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リンゴの木に登る
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