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〜 収穫したジャガイモでバーベキュー 〜
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7月20日金曜日、午前11時、曇り。グーテンベルグ小学校2年E組の生徒20人と引率の先生2人がカールスルーエ教育大学の学校の庭に徒歩でやって来た。庭に入ってきた子供たちは、さっそくそれぞれのグループが管理する小さな畑をチェック。小学校の敷地には残念ながら畑を作れるようなスペースが無く、クラスでは毎週金曜にこの庭へ来て畑仕事を中心とした環境授業を行っている。12回に渡る庭での授業も今日が最終日。春に植えた早生のジャガイモも大きくなりいよいよ収穫だ。 クラスで使っている畑の大きさは6m×4mで、それを5つに分けてグループ毎に使っている。植えられているのは計20種類ほどだが、ジャガイモは黒いバケツの中に土を入れて育てている。ジャガイモの成長を見ながらだんだんと土を入れてゆき、収穫の時にはバケツの中がジャガイモで一杯になる仕掛けだ。バケツをひっくり返して土の中を探ると、粒は小さいがびっくりするほどたくさんのジャガイモが出てきた。
1.2 畑を使った総合環境授業 ジャガイモの収穫が終ると、今度はそれを洗い、アルミ箔に包んでバーベキュー台で焼きはじめる。2時間の授業でジャガイモの収穫から調理までやってしまうのだから、実に内容が濃い。ジャガイモの収穫、水洗い、アルミ箔包み、焼けたジャガイモにつけるサワークリーム作りまで、子供たちが自主的に仕事を分担している。『畑と素材にした環境授業』だが、同時に『子供たちの自主性を生かした屋外授業』であり『調理を含めた総合授業』でもある。 さて、ジャガイモをバーベキュー台にのせ終ると、シェーファーさん(先生)が子供たちを集めて畑に植えてある植物について説明を始めた。畑の中に何種類の植物があるか、名前を言わせながら数えさせている。ただ、そうやって先生と畑を回るのはほんの数人で、あとの子供たちは木に登ってリンゴを採ったり、ブラックベリーの実を摘んだり、池で遊んだりしている。8歳から9歳の子供たちなので、長時間勉強を続けるのはつらいようだ。遊びの中で自然を体験させることも授業の趣旨の一つなので、先生も注意したりはしない。 ジャガイモはまだちょっと生焼けだが、授業の終りが近くなったのでいよいよ試食。自分達で作ったジャガイモの味はやっぱり格別。畑という一つの素材を利用しながら、実に様々なポイントを含んだ『総合的な環境授業』が実践されていると感じた。
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