友人のクラインガルテン

クラインガルテンライフを楽しむ友人を紹介
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友人のクラインガルテン
友人のクラインガルテン
現在のクラインガルテンは、“庭がないけど庭や畑がほしい”一般の人達が借りています。友人のマチルデさんは郊外の高層住宅に住んでいて、数年前、自転車で10分のところにクラインガルテンを借りました。マチルデさんとご主人は一年中、毎日のようにクラインガルテンに出かけるそうです。

クラインガルテンの土地はそれぞれの協会が市から借りているものです。マチルデさんは協会から年約200マルク(約12000円)で200平方メートルほどのクラインガルテンを借りています。これは電気代、保険料などをすべて含んだ値段なので、非常に安いですね。小屋は個人の持ち物で、マチルデさんが協会を通して前の持ち主から買ったものです。

マチルデさんのクラインガルテン
入り口の扉を開けると、小さな畑。その先に大きな芝生が広がり、桜の木が立っています。一番奥に小屋が見えます。全体で200平方メートルほど。
育てている藍(あい)
マチルデさんは草木染めの先生です。藍染め用の藍、その他にも草木染め用の植物が植えられています。
パン焼き用の釜
マチルデさんはパン焼きの先生もしています。クラインガルテンにはバーベキュー用の炉を作ることもできますが、煙突も含めて高さ1.80mまでと制限されてます。
手押しポンプ
水道が来ていないので、庭で使う水はポンプでくみ上げます。この水は飲み水には適しません。白いのは古いバスタブです。
小屋
規則によれば、小屋の床面積は最大で16平方メートル。流しもついていますが、水道は来てないので飲み水は家から持ってきます。
小屋の中
私が住む部屋より豪華です。ロフトは簡単なベッドになっていて泊まることもできます。週末など短期間寝泊まりするのはいいですが、ここに住むことは禁止されてます。
桜の花
ドイツにも桜の木がたくさんあります。確かなことは分かりませんが、日本の桜と同じように見えます。冬にはマイナス20度まで下がることがあるのですが、がんばって生きてますね。夏には大きなサクランボがなります。
 
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